今月の言葉は

 「縦書きの 国に生まれて 雨降りは
  物語だと 存じています」
              飯田和馬
です。

7月になりました。
梅雨の蒸し暑さが続いております。

さて、今月の言葉は
飯田和馬さんの和歌です。

私はこの歌に出会って、ハッとしました。
「晴れもあれば雨もある。
そして、どちらも日本の気候にとって
必要なもので一喜一憂するものではない。
しかし、空から縦に落ちてくる
雨の粒を物語に例えるとは。」と。

そう考えると確かに
同じ雨というものは無く
自然が織り成す物語。
人の物語と同じですね。

文字を縦書きで書く日本人ならではの
素敵な感性だと思いました。

皆さん、次に雨が降った時
雨粒を言葉として感じてみませんか。
たくさんの物語ができますね。

相変わらずコロナウイルスの影響があり、
それぞれの環境において適切な行動が
求められる厳しい状況です。
気持ちだけでも、前向きに
生活していきたいですね。