今月の言葉は

 「重力があってこそ、私たちは歩み続ける」

です。

3月になりました。
花粉が盛んに飛んでおります。晴れた日は気持ちいいような
辛いような何とも言えない季節となりました。

今月の言葉「重力があってこそ、私たちは歩み続ける」
当たり前ですね。
この世界で私たちは、地球の引力に支えられています。
重力がなければ、私たちは立つことも歩くこともできません。

「動」という漢字は、「人が立っている」象形と
「重い袋の両端をくくった」象形と「力強い腕」の象形から、
重い袋を「うごかす」という意味で成り立ちました。
しかし何の因果か、重さのあるものに力を加えると動くいう
意味になるように「動」の漢字が構成されている気がします。

私たちは日常の中で、重力を気にせずに生活しています。
あるいは、「重たい荷物をどうにかして!」と
重力に抵抗しようすることもあるでしょう。
でも、その力がなければ、私たちの足は地面から離れてしまいます。
重力があってこそ、私たちは地面に立ち、歩み続けることができるのです。

この世に生を受けて、空気があって水があって重力があって。
この当たり前が重なり合って、私達の生活は成り立っています。

物を置くことができる、歩くことができる。重力があるからこそ、
人は様々な動きや物を工夫して、進化を続けることができるのです。
当たり前の日常を立ち止まって観察すると、
ちょっと楽しい発見があるかもしれませんね。