2024年最初の今月の言葉は

 『「挨拶」とはなにか? 
  それは「心を開いて相手に迫る」
   ということである。』
            鈴木健二
です。  

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今月は元NHKアナウンサーの鈴木健二さんの言葉からです。

みなさんは「挨拶」ができていますか?
自分の機嫌が悪い時でも、こちらから、相手の目を見て、
はっきりとした口調で、相手の様子を感じ取りながら、です。
こう考えるとできていると思っていても、
案外きちんとするのは難しいことだと思います。
私もできているかと言われると自信がありません・・

この「挨拶」の語源を調べてみると、
「挨」には「押し開く」、「拶」には「迫る」という意味があります。
つまり、こちらから心を開いて、
相手の心に近づいていくという意味になります。

ある地域に、万引きが多発して困っている店がありました。
防犯カメラを設置するなどの対策をしても万引きは減りません。
そこで行ったのが、「挨拶」です。
お客様の目を見て、店員から、大きな声で挨拶をしたところ
被害が30%も減ったということです。

時代の変化に伴い、人との関係がより希薄な世の中に
なってきております。挨拶はコミュニケーションの基本です。
希薄になっているからこそ、挨拶の重要性を認識して
殺伐とした雰囲気にならないようにしたいですね。
挨拶を通じて、皆様の今年一年が素晴らしい年に
なりますことを心から祈念いたします!