2021年最初の今月の言葉は

 「身は健康、心は浄し 
  今日もまた 無事を祈らん 
  南無阿弥陀仏 

  一生(いっしょう)丈夫で暮らすには
  二(に)ちにち朝起き 早くして
  三度(さんど)の食事は 腹八分
  四季(しき)の変わり目 注意して
  五臓(ごぞう)を充分 強くせよ
  六根(ろっこん)きわめて 疾(やまい)をさけ
  七分(しちぶ)の暮らしで 気を安く
  八方(はっぽう)明るく ふさがらず
  九気(くうき)の流通 よくはかり
  十分(じゅうぶん)運動するがよし」

              読み人知らず

です。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
そんな中、より感染力の高い変異種が出始めました。
本当に怖いですね。

大正時代の1918年から数年にわたって
大流行したスペイン風邪も
変異をしながら感染が拡大しました。

その当時、標語として使われていた
ものが今月の言葉です。
今の時代にも十分に通用すると思います。

スペイン風邪から学ぶとしたら、現在のコロナウイルスは
長い目で見たら、第一波なのかもしれません。
コロナウイルスとしばらく付き合っていかなくてはなりません。

「病は気から。」
気だけでも明るく良い年にしたいですね。

※「六根」…仏教用語。感覚や意識が生じる六つの根元。
 人の迷いが生じるものとされる目・耳・鼻・舌・身・意のこと